小児科とは、子供の身体的もしくは精神的な病気に対して診療を行い、健やかな成長や発達をサポートする診療科のことです。
成人の場合、肺なら呼吸器内科、心臓なら循環器内科と病気によって受診する診療科が振り分けられますが、小児科の場合は子供の体全体を診療する必要があります。
特に小さい子供の場合、自分の置かれている状況や症状を言語化することが苦手であり、その原因は御両親でも気付きにくいため、小児科医が子供の健康のプロフェッショナルとして健康に導いてあげる必要があります。
小児科と内科の明確な境界はありませんが、一般的には多くのクリニックや病院で中学生までを小児科、高校生以上を内科が診療しています。
明らかな症状がある場合はもちろん、何か普段と違って元気がない、様子がおかしいといった症状の場合にも、まずは小児科に受診して頂ければと思います。